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北米バレエ留学についていった話
京都のはずれにある小さなバレエ教室からいきなり4人の生徒がニューヨークとボストンにバレエ留学をすることになり、教室の先生の配偶者である甲斐性なし旦那が生徒達を引率してひと夏を見守ることになったのだが…
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Author:引率の者
妻(元バレリーナ)が拾ってくれなかったら、僕はとうの昔に大西洋で魚のエサになっていただろうな。いまは小さなバレエ教室の隅っこで日々たのしく暮らしています。もう大丈夫。



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ゲイナーふたたび
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今日も7時半集合と約束していたが、会ってから一応授業スケジュールを確認すると、どうやら本日の学校到着は9時半でよいらしい。一度戻って、8時半ごろに再度集合にしようかと話すと、Kちゃんは部屋に鍵を忘れて出てきたようだ。これでは宿泊先の玄関を通ることもままならず、他のみんなが起きている保証もないので、やむなく出発することにした。

毎日お世話になっているレニーズでターキー・サンドイッチをつくってもらい、ランチボックスにしまうと、今度は保冷剤をわすれたという。レオタードはもってきてるよな?ペットボトルのミネラル・ウォーターを保冷剤がわりにして間にあわせることにする。

ABT近くのユニオンスクエアですこし時間をつぶす、馬に乗るジョージ・ワシントンの銅像脇から公園内に入り散策をすると、大量の灰色リスがいた。かわいらしい外観とは裏腹に、結構アグレッシブな性格であるそいつらは、普段は公園内に迷い込むおろかな人間から、落花生やフライドポテトをかつあげして生活しているのだ。動物が苦手なKちゃんにとって、接近してくる猫サイズの野良リスは少し恐怖であるようだが、写真にはしっかりとおさめていた。

いつまでも公園にいてもしかたがないので、8時半をまわったころにABT前に到着すると、もう同スケジュールの生徒たちが集まっていた。男の子が1人、女の子が2人いたのでKちゃんに一緒に待つように言い、彼らにはKちゃんを紹介した。フレンドリーな男の子がすぐに話しかけてくれたのだが、英語が理解できないKちゃん。もういちどゆっくりと話してくれた。Kちゃん?こっち見んな。なんか言え。英語がまだあんまり理解できないことをつたえて、それでもお友達になってあげてねとその子たちにお願いして、Kちゃんをおきざりにする。

つぎは残りのボストンバレエ班のステップスだ。もう手持ち現金の少ない者がいるので、トラベラーズチェックで買い物をして、おつりで現金をつくらなくてはならない。昨日にシティバンクでトラベラーズチェックの現金化を試みたのだが、トラベラーズチェックの所有者である生徒が未成年であるために断られてしまった。

買い物を終えて荷物を置くと、ステップスに向かう。今日も優しいサリバン先生の Adv Beg Ballet クラスを受けるのだと言う。初級クラスではあるが、今のニューヨーク滞在の目的は来週からはじまるボストンバレエの授業に先んじてこちらのレッスンになじんでおくこと、そして時差ぼけの解消である。ボストンバレエからおくられきた夏課程の手引書には、クラスの始まる1週間前には週に6回以上の頻度でバレエレッスンを受講するようにと記されている。生徒たちに、レッスン後にステップス・カフェで昼食をとるように言い残しステップスを去る。

今日はもう一度リンカーンセンターに行き、7月10日昼公演のABT「ロミオとジュリエット」(オシポア主演)のチケットをとるつもりだった。この公演は昨日のバレエおじさんたちから強くおすすめされたバレエ公演であり、門外漢の僕でもオシポアの名前くらいは知っている。座席はやはり高い。とはいっても日本で観ることを考えると席によっては10分の1くらいの値段で観られる。予算も限られているし、なによりもバレエの生徒は立ってみるべきである。立ち見席をたずねると「当日朝来い」というので「朝来る」と言ってチケットブースをはなれる。

リポートやログ書き等いろいろと作業をしたかったのでまたまたアップルストアに。店員に無線LANにつなげることを伝え机に座りiBookをとりだす。古い機械だね、は褒め言葉。改造に改造を重ね10年間使っている端末だ。しばらく書き物などをし、冷房で寒くなったので、場所を移してまた作業をする。

時間になりステップスに戻り生徒たちにあうと、受講したサリバン先生からレッスンCDをもらったという。あわてて先生をさがしてお礼を言いにいった。とにかく、かわいがってくれる先生がいて、生徒たちがボストンに向けて順調なウォームアップをしてくれれば、ここに来た甲斐があるというもの。

生徒たちをつれて帰るついでに、現金のなくなってきた生徒がいるので、スーパーマーケットによって、トラベラーズチェックを使い買い物をし、おつりを集めるというセオリーだ。ティッスペーパーやボディーソープを購入して、支払いの段階で、購入金額がトラベラーズチェックの額面の半分を超えないと、支払いの受理が出来ないといわれる。困ったが仕方がないので、明日に両替商をさがして、現金化をすることにした。

Kちゃんのおむかえまでには随分時間があるので一旦宿泊先へもどる。ドイツ対なんとかいう国のワールドカップをやっていたが誰も観ていなかった。午前中にあったアメリカ対なんとか戦でドノバンが後半ロスタイムぎりぎりで決勝ゴールを決めて劇的だったとかで、アメリカではにわかにサッカー人気が上昇している模様。昔からアメリカのサッカーは強かったのだけど、アメフトや野球の人気のかげにかくれて、ともすれば女がするスポーツだとかいわれて不遇の時代を歩んできたのだ。ドノバンもあんな髪型になってしまう前はもっとかわいいトッちゃん坊やだったのに。時代が追いつくのが遅かった。

Kちゃんのお迎えの前にトウシューズのゲイナーミンデン本社の位置を確認し、外観写真もダウンロードしておく。今日こそ絶対にたどりつくのだ。

地下鉄に乗って14ストリートへ、ゲイナーミンデン本社は普通の住宅街の高級そうな古いれんが造りのアパートの一室にある。看板ははがきサイズのフライヤーが玄関口の鉄格子とガラスの扉にセロハンテープで貼付けてあるだけ。位置だけを確認してABTに向かう。

30分ほど待つと、Kちゃんはでてきた。疲れているのだろう。クラスの中でソロパートをもらったことなどを話してくれた。やるじゃん。

ゲイナーまでは徒歩で約10分、呼び鈴をおすと中からスタッフのおねいさんが開けてくれた。この高級感あふれる外観と、一見さんお断りな雰囲気から、いつぞやのグリシコおじさんみたいなひとが出てくるのかと思ったが出てきたのきれいなおねいさんばかり。あとでポッキー1本5千円とかにならないかとドキドキする。

フィッティングは予約制だと聞いていたが、おねいさんはKちゃんにフィッティングまでしてくれた。結果もっと脚にあうトウシューズがみつかった。Kちゃんはポスター等のお土産グッズもいろいろもらっていた。また近々くることになるだろう。

夕食時にコーリングカードの使い方を説明し生徒には実際に家に電話をかけてもらう。NちゃんとMちゃんはお母さんから電話があったところなのでアイコ先生にかけてもらう。電話をしている間に生徒のノートをチェック、ダメだしをする。もっといろいろ書けることがあるでしょうが、ニューヨークですよ。ニューヨークですよ。

明日は7時半に集合。
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テーマ:バレエ - ジャンル:学問・文化・芸術



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